2018年5月16日水曜日

新潟県内の森林管理署等の重点取り組み事項公表 イヌワシ保全が盛り込まれる! 


  • 林野庁関東森林管理局は新潟県内の国有林を管轄する森林管理署(上越署、中越署、下越署、村上支署)の重点取り組み事項を公表しました。(資料へリンク
  • 「野生生物との共存に向けた取り組み」では、野生鳥獣被害対策、ライチョウおよびトキの保護、イヌワシの生息環境を保全するための森林施業等が盛り込まれました。
  • 「林業の成長産業化への貢献」では、民有林との連携強化と民有林行政への支援が強調されました。「緑の国土強靭化に向けた取り組み」では、豪雨災害や崩壊地等の復旧、活火山焼山の予防治山対策、海岸保安林の整備等が盛り込まれました。また、「国民の森林としての管理経営」では、自然観察やふれあいの場の提供、国民参加の森林づくり等が盛り込まれました。

2018年4月21日土曜日

2018 スカイランニング日本選手権 粟ヶ岳バーチカルキロメーター開催。次回大会に向けて保全対策を提案!

  • 4月21日、”2018 スカイランニング日本選手権 粟ヶ岳バーチカルキロメーター(Mt. AWA VERTICAL KILOMETER)”が予定どおり開催されました。なお、新潟県イヌワシ保全研究会(以下本会)会員の事前調査により、大会コース近くのイヌワシは、今年は繁殖していないことが示唆されていました。
  • 大会に先立つ2月27日、本会と実行委員会との間で意見交換会がありました。本会からの指導および実行委員会の自主的な提案をふまえて、レース撮影用のドローンの禁止、蛍光色や鳴り物応援の自粛、違反者の失格措置、イヌワシの異常行動が確認された場合のレース中止の検討、実行委員会によるイヌワシ啓発活動を含む保全対策が採られることとなりました。また、三条市が林業に力を入れていることをふまえて、本会は、イヌワシの採食行動を妨げている密生した人工林等の伐採を提案しました。
  • レース中のイヌワシをモニタリングした結果、それまでとは行動圏および行動内容が異なっており、仮にイヌワシの繁殖中にレースが開催されていた場合、繁殖失敗やイヌワシの営巣場所の放棄につながる重大な影響が懸念されました。また、一般応援者によるドローンの使用等、保全対策を徹底することの難しさも浮き彫りになりました。
  • 一方、実行委員長(佐藤卓之県議)をはじめとする地域の方々からは、大会を契機に、地域の林業振興とイヌワシとの共存をはかろうとする動きも出始めています。
  • 本会としては、環境影響緩和策の基本(回避→低減→代償)をふまえつつ、地域振興の熱い思いに応えるため、次回大会に向けた提案を行っています。
  • 大会コースの変更(回避)→大会開催時期の変更(低減)→区域を定めた林業振興によるイヌワシ採食地の拡大(代償)。

2018年2月1日木曜日

2018 スカイランニング日本選手権 粟ヶ岳バーチカルキロメーター三者会談開催される!


  • 三条市の国有林で計画されている”2018 スカイランニング日本選手権 粟ヶ岳バーチカルキロメーター(Mt. AWA VERTICAL KILOMETER)”におけるイヌワシ保全対策を話し合うため、国有林を管轄する中越森林管理署、大会事務局、新潟県イヌワシ保全研究会(以下本会)による三者会談が開催されました。
  • 昨年の大会は、イヌワシのヒナが巣立った後の9月末に開催されました。しかし、今年の大会はヒナの孵化前後の4月下旬に計画されたため、イヌワシが大会コースの近くで繁殖している場合は繁殖失敗などの重大な影響が予測されました。
  • 会談は「イヌワシに配慮することで良い大会にして欲しい」との中越森林管理署長の挨拶で始まりました。
  • 大会事務局としては、来年の大会については日程変更を検討するものの、今年は既に応募が集まっているため日程通り行わざるを得ない。本会の指導を得てレース中の保全対策を充実したいとのことでした。
  • 本会としては、大会コース周辺のイヌワシのデータを提供するとともに、イヌワシに対する人為影響の事例および猛禽類に配慮して日程を変更した”第2回峨山道トレイルラン”の事例を紹介しました。その上で、大会コースの近くでイヌワシが繁殖している場合の開催延期を含む保全対策の指導を約束しました。

2017年7月28日金曜日

ミス日本みどりの女神 野中葵さんがイヌワシ巡視!


  • 2017年ミス日本みどりの女神 野中葵さんが中越森林管理署の一日署長に就任され、国有林管理の啓発活動を行いました。
  • また、野中葵さんは、中越森林管理署長および新潟県イヌワシ保全研究会のメンバーとともにイヌワシ巡視(希少野生生物保護管理対策調査)を行いました。


2017年7月5日水曜日

中越森林管理署 イヌワシ等の保全を考慮した森林施業等の指針を策定!


  • 中越森林管理署は、国有林野の事業および許認可にあたってイヌワシ等に配慮するため、”イヌワシ等の保全を考慮した森林施業等の指針”を公表しました。
  • 本指針は、イヌワシの繁殖阻害要因対策を講じるとともに、林業を積極的に行い、イヌワシの繁殖成功率目標を達成することを目指しています。(指針へリンク
  • 新潟県イヌワシ保全研究会は、検討委員と事務局員を派遣して指針の策定に協力しました。

2017年3月31日金曜日

新潟県 鳥獣保護計画を改定 希少猛禽類の鉛害対策盛り込む!


  • 新潟県は、”第12次鳥獣保護管理事業計画書~適正な管理をすすめ、人と野生鳥獣が真に共生できる社会を目指して~”を公表しました。(計画書へリンク
  • 本計画書には、希少猛禽類に対する銃弾由来の鉛中毒(二次汚染)対策の指針が初めて盛り込まれました。
  • 新潟県イヌワシ保全研究会は、希少性が高く、鉛二次汚染が明らかとなっているイヌワシおよびチュウヒについて、区域を定めて対策を講じること等を、県鳥獣保護係に申し入れました。

2015年8月13日木曜日

オーストラリアの団体 猛禽類の営巣場所でドローンを飛ばさないよう呼び掛け!


  • オーストラリアでは、イヌワシと近縁のオナガイヌワシがドローンを叩き落す事故が発生しました。(動画へリンク)
  • WIDE OPEN SPACESは、ドローンが破壊されるコストと猛禽類が負傷するリスクの両面から、猛禽類の営巣場所ではドローンを飛ばさないよう呼び掛けています。

注目記事

2018年9月8日、イヌワシにも配慮した雪国観光圏スノーカントリートレイルがオープンしました!

雪国観光圏スノーカントリートレイルは、3県7市町村(新潟県:湯沢町、南魚沼市、魚沼市、十日町市、津南町、長野県:栄村、群馬県:みなかみ町)の山岳路、歴史ある古道、温泉地などをつなぐ全長307kmのロングトレイルコースです。 著名なアドベンチャーレーサーであり歴代コースディレ...