2018年2月1日木曜日

2018 スカイランニング日本選手権 粟ヶ岳バーチカルキロメーター三者会談開催される!


  • 三条市の国有林で計画されている”2018 スカイランニング日本選手権 粟ヶ岳バーチカルキロメーター(Mt. AWA VERTICAL KILOMETER)”におけるイヌワシ保全対策を話し合うため、国有林を管轄する中越森林管理署、大会事務局、新潟県イヌワシ保全研究会(以下本会)による三者会談が開催されました。
  • 昨年の大会は、イヌワシのヒナが巣立った後の9月末に開催されました。しかし、今年の大会はヒナの孵化前後の4月下旬に計画されたため、イヌワシが大会コースの近くで繁殖している場合は繁殖失敗などの重大な影響が予測されました。
  • 会談は「イヌワシに配慮することで良い大会にして欲しい」との中越森林管理署長の挨拶で始まりました。
  • 大会事務局としては、来年の大会については日程変更を検討するものの、今年は既に応募が集まっているため日程通り行わざるを得ない。本会の指導を得てレース中の保全対策を充実したいとのことでした。
  • 本会としては、大会コース周辺のイヌワシのデータを提供するとともに、イヌワシに対する人為影響の事例および猛禽類に配慮して日程を変更した”第2回峨山道トレイルラン”の事例を紹介しました。その上で、大会コースの近くでイヌワシが繁殖している場合の開催延期を含む保全対策の指導を約束しました。

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